宮田 彩 (みやたさやか) ドライバー

乗り物好きが高じて運輸業界へ

以前から車・バイクなど乗り物への関心が高く、運転することも大好きでした。「ドライバーになりたい」という目標を叶えるべく、22年3月にそれまでの事務職を辞め、当社へ入社しました。現在は8tユニック車を運転し、道内の様々なエリアへ建築資材や農業機械などを運んでいますが、まだ分からないことが多く先輩から学ぶ日々。優しく、時に厳しい先輩たちからのアドバイスを糧に、成長していきたいと奮闘中です。
今のところ最長距離はウトロ(斜里町)です。運転中は常に気が抜けないので、帰宅後に寝落ちしてしまうこともあります。札幌市内では割り込みや自転車・歩行者の飛び出しに遭遇することがありますし、都市圏以外ではシカやキツネなどの野生動物が急に飛び出してきて、びっくりさせられることもありました。特に視界が悪くなる夜間では「コーナーの先にシカがいるかもしれないと言い聞かせ、先を読んで運転すること」という先輩たちの言葉を常に意識し、日々の業務にあたっています。

社内制度を活用して、より上を目指す

今後は、10t以上の大型車や除雪ショベルなどの重機にも乗ってみたいと思っています。私は小柄で体力的に男性には敵いません。しかも異業種からの転身で、業界の初心者です。それでも自分で選んだ仕事ですので、身体に覚えこませてどんどんステップアップしていきたいです。当社には免許取得を支援する制度がありますので、それらを活用し、自分にできることの幅を広げ、会社に貢献していきたいというのが、現在の目標です。
そしてもちろん事故を起こさない、事故に遭わないことも目標です。例えば運転中、後ろから明らかに速い車が来たら譲るようにしているのですが、そうした場面でも「安全に荷物をお届けすることが必要最低限の条件」という先輩の指導が支えになっています。私のような初心者でも丁寧な指導を受けることができ、ステップアップしたいという目標も支援してくれる。そして何より信頼して仕事を任せてくれる。武田運輸はそういう会社だと思います。

川口 君一 (かわぐちきみひと) ドライバー

事故情報は社内で共有し、
安全な運行を

北海道内の様々な地域へ荷物をお届けしています。目標としているのは事故をなくすこと。自分が事故を起こさないということはもちろん、自動車・バイク・自転車・歩行者という交通を構成しているすべての人が各々の交通規則やマナーを守り、事故のない世の中にしたいという思いであり、願いでもあります。
交通事故などの交通情報は当社本部に集約され、各ドライバーに共有されますので、迂回したり、注意深く通過するなど、その都度判断して運転しています。重たい荷物を積んだトラックは急に止まれませんし、特に雪道となると制動距離は大幅に伸びます。我々ドライバーが安全に留意するのと同様に、自家用車や自転車の方々も、自分の身は自分で守る意識を持っていただければ嬉しく思います。

「ありがとう」の一言がうれしい

これまで運転した中で最も遠かったのは根室ですね。休憩時間も含め片道10時間近い行程です。常に周囲の交通状況に気を配って運転しているので、数時間でも疲れますよ。それでも受取主様から「ありがとう」と声をかけていただけると素直に嬉しいですし、疲れも吹き飛びます。大切なお荷物を、送り主様から受取主様へ安全に時間通りにお届けする。当たり前のことではありますが、そこに介在しているのは人と人。「ありがとう」「お疲れ様」といったコミュニケーションで、お互い気持ち良く仕事ができるというのは本当に嬉しいことです。
交通ルールを守る。お互いに気遣う。一人ひとりの意識がもっと深まれば良いですよね。交通の一端を担う者として、今後も安全走行を心がけていきたいと思います。